記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2019.07.15 記念館の8月の予定

記念館便りをご覧の皆さま、こんにちは。
記念館の中庭では、先週あたりから蝉の声がきこえはじめました。これからどんどん夏らしくなっていくんですね。

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毎年たくさんの蝉でにぎわう(?)中庭の桂。
上記の写真の中に、確認できるだけで4匹とまっていて
これからどんどん増えていきます。

さて7月も半ばとなり、学生さんなどは夏休みが近づいてきていますね!普段お仕事をされている方も、7月~8月はまとまったお休みを取られる方も多いと思います。7月に入り、嬉しいことにその期間の旅行先やお出かけ先として記念館をご検討くださる方から、記念館のスケジュールについてお問い合わせをいただくことが増えています。
本日は記念館の8月の予定についてご案内しますね。

まず...記念館ホームページのニュース欄をご覧になってすでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、8月には下記の日程で宮本館長が出勤いたします!

■8月3日(土)13時~16時頃
■8月4日(日)11時~13時頃
※当日の状況により、滞在時間等は変更になることがあります。

出勤時はお客様とお話をしたり一緒に写真を撮ったりスタッフと打合せをしたりと、大忙し!の宮本館長。私たちスタッフと一緒に元気にお客様をお迎えしますので、お誘い合わせのうえ、ぜひご来館ください!

そして8月の開館スケジュールについては、記念館はふだん火曜日を休館日とさせていただいていますが、8月13日(火)はお盆ということもあり開館いたします。8月7日(水)から8月19日(月)までは休館日なくお客様をお迎えいたしますので、帰省やご旅行で松山へ来られる際のお出かけ先にいかがでしょうか。

開館カレンダーはコチラ↓ ページの下の方をご覧ください。
http://itami-kinenkan.jp/

カレンダー (300x195).jpg

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

スタッフ:山岡

2019.07.08 宮本館長プロデュース商品のご紹介

宮本館長出演の「サワコの朝」(MBS・TBS系列7/6土放送)、話題満載で充実のトークでしたねぇ。


放送をご覧くださった方から「見ましたヨ。とてもいいお話でした」とお声掛けいただいたり、紹介されたグッズについてお問合わせをいただいたりしております。

館長がとくに言及していた「手拭い」は、2009年4月、最初に「黒色」を作ったときには、デザイン・素材・染め方について、館長とグッズ担当スタッフと、それから制作業者さんとで、何度も何度も相談していましたっけ。

その年の6月に「空色」を追加して、2014年7月には「白色ピンク柄」も加わって......と段々増えて、3種類ございます。すべて、生地は丈夫で長持ちする「特岡」、染めは裏側にもきれいに柄の出る「捺染」で作っています。


1009_001.JPG絵柄は伊丹さんが描いた「カチンコ」。
3色それぞれに館長からのメッセージカードが
同封されています!

(非常に館長らしいコメントではあったのですが、女優さんの口から「原価」という言葉が出てきたのには意表を突かれて......つい笑ってしまいました。ハイ、原価、大事であります!)


館長が情熱を注いで開発したグッズは、ほかにも、

●一筆箋(縦罫線入り25枚・432円)と一筆箋用封筒(6枚入り・324円) ●クリアファイル4種(A4サイズが2種、A5サイズが2種・各216円) ●Tシャツ(しっかり素材+「二日酔の虫」白と黒、軽~い柔らか素材+「スパゲッティの正しい食べ方」赤と黒・各3,456円) ●ゴム印(12種・216~540円) 

などなどがございます!

そして、開館当初からの看板商品にして一番人気は「十三饅頭」(7個入り・756円)!!



190708manju_package.jpg190708manju.jpgしっとりした生地、甘さ控えめのこし餡、"一口半サイズ"、
直筆サインから起こした「十三」の焼印が特徴です。
製造は四国名菓・一六タルトの一六本舗さん。
そうそう、一六タルトといえば、企画展では伊丹十三が
手がけた名作CMがたくさんご覧いただけますよ!

上記商品はオンラインショップでも販売しております。
また、記念館へお越しいただきましたら、館内のグッズショップには伊丹十三の愛用品(と同じもの)など店頭販売限定商品もございます。
展示やカフェはもちろんのこと、お買い物でも伊丹さんの世界をお楽しみくださいませ。


宮本館長が出演した「サワコの朝」は、7月13日(土)の朝7時29分まで見逃し配信をご覧いただけるそうです。1週間限定ですのでお早めにどうぞ~~~!


→MBS動画イズム https://dizm.mbs.jp/title/?program=sawako&episode=91

学芸員:中野

2019.07.01 夏のカフェ・タンポポ

蒸し暑い日がつづいていますね。
日増しに暑くなるこれからの時季、記念館にお越しのお客様の中には、まず併設のカフェ・タンポポ(入館者さま専用)で涼んでから展示をご覧になるという方もいらっしゃいます。

そこで、今回の記念館便りでは、カフェ・タンポポより、夏におすすめしたいメニューをご紹介させていただきますね。

<豆乳ブルーベリー>

20190701_001.JPG豆乳ブルーベリー 700円(期間限定)


暑い日には、ほどよく酸味のきいた冷たい飲みものがほしくなりませんか。そんなときにピッタリの、ブルーベリーのさわやかな酸味がうれしいドリンクです。
冷凍したブルーベリーと豆乳を使用していますので、スムージーのような、なめらかな口あたりをお楽しみいただけます。

<ジンジャーペリエ>

20190701_002.JPGジンジャーペリエ 600円(オールシーズン)


夏は炭酸飲料でスッキリしたい!という方におすすめです。
記念館手作りの生姜シロップと、細かく刻んだ生姜の甘煮を使用していますので、生姜の風味をしっかり感じていただけます。

<アイスコーヒー>

「夏は、いつもアイスコーヒー!」という方も多いですよね。
記念館のアイスコーヒーは、すっきりとした味わい。内側に格子模様の凹凸があるグラスでお出ししておりますので、氷をクルクルと回すと、心地良いカランカランという音が、よく響きます。

20190701_003.JPGアイスコーヒー 500円(期間限定)


味と香りはもちろんのこと、涼やかな見た目と音も、あわせてお楽しみくださいませ。

他にも、さまざまなメニューをご用意して、皆さまのお越しをお待ちしております。
展示をご覧になる合間に、ぜひカフェもご利用くださいね。

スタッフ : 淺野

2019.06.24 ポストカードの使い方

旅行先などで手軽に買いやすい「ポストカード」。
皆さまは、そのポストカードをどんなふうに使われますでしょうか。

私が思いつくのは(旅先から)知り合いに送る、フレームに入れたり壁やコルクボードなどに貼ったりして部屋に飾る、などですが、先日「旅先でポストカードを必ず買う」というお客様がおられて、お話をしている中でポストカードの使い方をいろいろと教えてくださいました。
その中で、私が特に「試してみたいなぁ」と思った使い方を2つ、ご紹介させていただきますね。

ひとつは、旅行の時などに購入したポストカードの宛名面(文字を書くスペースのあるところ)にそのときの様子や感想などを書き込むこと。それをアルバムに貼ったりファイルにまとめたりするとちょっとした旅行記のようになるのだとか。写真や行った施設のチケットなども加えると旅行の様子がより分かりやすく、自分はもちろん、他の方が見ても楽しめるのだそうです。

もうひとつは、知り合いにお土産を渡す時、現地で購入したポストカードに旅行の感想などを一言書いて一緒に渡すこと。メッセージカードの代わりに添えたポストカードが、旅行の雰囲気をより伝えてくれるということで、喜んでくれる方が多いそうですよ。

ここ記念館のショップでもポストカードを販売しています。
伊丹監督映画作品のポスター、伊丹さんの写真や描いたイラスト、記念館の外観や中庭の写真がプリントされている、「伊丹十三記念館」ならではのポストカードばかりです。

20190624-1.jpgポストカード売り場

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おトクなセット販売も行っています

ご興味のある方は、記念館のポストカードでぜひ試してみてくださいね。

スタッフ:山岡

2019.06.17 名前

記念館にご入館なさるお客様に、受付で常設展の展示品解説リストをお渡ししております。
そのリストのはじめに、「池内岳彦(本名・池内義弘、後の伊丹十三)~」という一文があります。受付で、まずそれをご覧になったお客様から、「本名のほかに、岳彦という名前があったのですか......?」とご質問いただくことがあります。

そうなんです。伊丹さんの戸籍上の本名は池内義弘なのですが、通称は岳彦(タケヒコ)だったのです。

どういうことか、少しご説明させていただきます。
伊丹十三は、映画監督・脚本家の伊丹万作(本名・池内義豊)の長男として、1933年5月15日に生まれました。
池内家には、男子の名前に「義」の一字を入れるという代々の習わしがありました。
万作はその習わしを受け継ぐつもりはなく、息子を「岳彦」と命名しようとしていましたが、祖父の意向があり、戸籍上は「義弘」と名付けられました。
けれども、日常的には「岳彦」と呼ばれていた、ということなのです。

というわけで、記念館の常設展示室にある13のコーナーは、「一 池内岳彦」からはじまっています。

20190617_01.JPG常設展示室「一 池内岳彦」のコーナー


ところで、万作が書いた、こんな文章があります。

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「子供ノ誕生日ニ」   伊丹万作

岳彦 オメデトウ         
今日ハオマエノ誕生日ダネ
十年前ノ今日           
オマエガウマレタトキ
父ハ物置ニハイツテ       
郵便受ケヲツクツテイタ
ソノトキ父ハ嬉シサト       
心配ノアマリ
何ヲシテヨイカ          
自分ノスルコトガワカラナカツタノダヨ
スルトソノウチ          
突然オマエノ最初ノ声ガ
高ラカニ聞エテキタ
ソノ声ヲ父ハ一生忘レナイダロウ 

(後略)

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息子の10歳の誕生日に書いたもので、何度読んでも息子への深い愛情に心打たれるのですが、こちらも「岳彦」の呼びかけからはじまっていますね。
岳彦の呼び名は幼少期だけのものではなく、親しい間柄では、生涯にわたって使われていたのだそうです。

「子供ノ誕生日ニ」の文章は、岳彦さんの幼少期の写真とともに、記念館の併設小企画「伊丹万作の人と仕事」で紹介しております。ぜひ、記念館でご覧くださいませ。

20190617_02.JPG併設小企画「伊丹万作の人と仕事」
企画展示室の一角にあります

20190617_03.JPG「子供ノ誕生日ニ」の展示

スタッフ:淺野