記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2024.05.20 開館17周年


5月15日、伊丹十三記念館は開館17周年を迎えました。
17周年記念日には当館の宮本信子館長の記念館便りが更新されました。
ご覧いただけましたでしょうか。

宮本信子館長からのメッセージ

5月15日・伊丹十三記念館は17周年を迎えました!


メッセージ内の
「ついこの間のような~~、もうずっと昔のような~~(笑)」
この一文の通り、2007年5月のことをついこの間のようにも、もうずっと昔のことのようにも感じます。


最近では生前の伊丹さんをご存知ない世代の方のご来館も目立ち、月日の流れを感じるところです。


開館当初の中庭

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開館から17年が経過した現在の中庭

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開館当初の中庭の桂

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開館から17年が経過した現在の中庭の桂

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開館当初の伊丹十三記念館の外観

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開館から17年が経過した現在の伊丹十三記念館の外観

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写真を見比べてみると時は確実に経過しているようです。

今後とも伊丹十三記念館をよろしくお願いいたします。

スタッフ:川又

2024.05.15 5月15日・伊丹十三記念館は17周年を迎えました!

 

 

 

5月15日・伊丹十三記念館は


17周年を迎えました!


  

  5月の風が吹き抜ける中庭。
  大きく育った桂の木が気持ちよさそう~~。
  葉っぱと葉っぱが歌っているようです。

  

  17年前、開館日の当日を思い出していました。
  大勢のマスコミ関係の皆さんや、
  列を作って待っていらっしゃるお客様のお顔や笑い声など・・・。
  そして、受付のロビーでスタッフと円陣を組みました!

  

  ついこの間のような~~、もうずっと昔のような~~(笑)

  

  記念館を御覧になったお客様の声。
  「また来ます!楽しかった」「時間が足りない!」
  「よかった!友達にすすめます、絶対!」とか
  「こんなにいい記念館!続けるのは大変でしょうが、
  無くならないで下さい。応援しています!」

  

  嬉しいお言葉を頂いて本当に嬉しく思いました!
  お客様から励ましのお言葉をいただき最高です。
  ありがとうございました!

  

  スタッフ一同、お待ち申しております!
  又、お逢いできますように~~。
  どうかお身体御自愛下さいませ。
                 

感謝
宮本信子

2024.05.13 記念館便りは5月15日に更新させていただきます


5月13日の記念館便りはお休みさせていただきます。
次回、5月15日更新の記念館便りを是非ご覧ください。



伊丹十三記念館

2024.05.06 「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」

あっという間にゴールデンウィークも最終日となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

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少しずつ気温も高くなり、ご来館くださるお客さまで半袖の服をお召しの方が増えてきたなと感じます。今年もかなり暑くなるとのこと、季節の変わり目に差し掛かってまいりましたので、皆さま何卒お身体を大事にお過ごしください。

 

 

s-IMG_6238.jpg回廊のベンチにいると風がとても気持ちのいい季節になりました

 

 

わたくし事なのですが、先月、年の離れた妹がついに大学生になりました。高校生の間は出来なかったバイトもはじめ、自由度が上がった生活を満喫しているようです。

 

そんな妹がまだまだ小さかった頃、「これは何?あれは?」と様々なものを聞かれることがありました。花や動物の名前を聞いてくるまでは良かったのですが、「お昼にお星さまが見えないの、なんで?」など問題自体が複雑化してくると、すぐに答えることが出来なくてとても困った記憶があります。

 

10年以上経って、妹からの質問攻めが多々あったことすら忘れた頃、『問いつめられたパパとママの本』を読みました。身の周りの疑問がわかりやすく説明されていて、妹がもっと小さい頃に出会いたかったな、としみじみ思ったことがございました。

 

 

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そして最近『問いつめられたパパとママの本』を見返している際に「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」を読んで、はるか昔に妹と同じようなやり取りをしたことを思い出しました。

 

まだ妹は幼稚園に通っていた頃でした。動物の生態を紹介する番組で、動物の目が暗闇の中でも光っているのを見た妹が「目が光ってる!なんで?」と無邪気に聞いてきました。当時中学生だった私がどう答えたのかは覚えていないのですが、詳しい説明は出来ずに終わったのだけは覚えています。瞳に光が反射するからじゃないかなぁ、などと曖昧なことしか答えられませんでした。

 

伊丹さんはその答えを書いていてくださったので、本日は皆さまに「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」をご紹介させていただきたいと思います。

 

 眼の光る動物は、なにも犬と猫だけではないのであります。たとえば他の猫科の動物、すなわち、ヒョウ、トラ、ライオンなんかの眼もよく光るし、その他、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、タヌキ、キツネ、シカなんかも、みんな光るらしい。

 水棲動物では、ワニもすごく光るというし、魚では、サメの類も綺麗に光るという。

 では、なぜ光るかというに、それは、眼底の網膜の裏側に「光輝膜」(タペーツム・ルチドム)という、凹面の反射鏡の形をした膜があるためであるといわれる。

 では、タペーツム・ルチドムは、なぜ光るのでありましょうか。

 どうやら、タペーツム・ルチドムには蛍光性物質が含まれているらしい。ドイツのワイツェルという学者は、銀ギツネの眼を何百個も集めて、その眼からタペーツム・ルチドムを取り出して分析したのでありますが、その研究によると、タペーツム・ルチドムは亜鉛を多く含んでおったという。

 つまり、これは、現在流行の蛍光塗料において亜鉛が大きな役割を演じていることとよく合致するのであります。

 

(中略)

 

 つまり、夜光時計が光るのと原理は同じようなものです。

 つまり、タペーツム・ルチドムが蛍光性があるといっても、絶対の暗闇の中では光らない。あくまでも、あれは反射しているのでありますから、わずかでもよい、反射させるための光が必要であります。

 すなわち、微弱な光線が、外から猫の眼にはいると、それが網膜をとおって、タペーツム・ルチドムの蛍光性物質にあたってはねかえる。

 ところが、蛍光性物質の特徴はなにかというなら、波長の短い光を、波長の長い光に変える、つまり、もっとわかりやすくいうなら、見えにくい光線を、見えやすい光線に変えるのが蛍光性物質なのであります(これをストークスの法則という)。

つまり、夜の暗がりの、微弱な光線が、猫の眼にはいりますと、タペーツム・ルチドムによって、見えやすい光線に変えられて反射してくる、ということになりましょう。

しかもこれに加えて、われわれ人間の眼には、暗いところでは「暗順応」といって、極端な場合には一〇〇〇倍くらいも感度を増す、という性質があるのですね。つまり、タペーツム・ルチドムからの反射をますます強く感じる、ということになるわけだ。

(『問いつめられたパパとママの本』より「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」)

 

いかがでしたでしょうか。『問いつめられたパパとママの本』は『婦人公論』にて連載されていた「パパとママのなぜなぜ百科」をまとめた書籍です。残念ながら現在では新品を手に入れることは難しいのですが、専門家の話をわかりやすくユーモアを交えて書いてある大変面白い本ですのでぜひお読みいただきたい1冊です。

 

ちなみに、同じような問いかけをした妹本人に覚えているかと連絡を取りましたところ、質問すら綺麗さっぱり忘れられておりました。なんだか少し切ない気持ちになりました。

 

 

 

s-IMG_6235.jpg常設展示室、手まわし式イラスト閲覧台には

「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」の挿絵イラストがございます

 

 

さて、最近気温が高くなってまいりましたので、記念館ではTシャツをご購入くださるお客さまが増えてまいりました。

絵柄は三種類ありまして、一つは『女たちよ!』より「二日酔いの虫」、『ヨーロッパ退屈日記』より「スパゲッティの正しい食べ方」そして、今回ご紹介させていただきました『問いつめられたパパとママの本』より「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」の挿絵が使用されています。

 

 

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ネイビーの生地に濃い緑の線でイラストがプリントされた可愛らしいデザインとなっておりますので、今年の夏のお気に入りTシャツの1枚に仲間入りさせてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、「ネコノ眼ハナゼ光ルノ?」の挿絵はTシャツの他にゴム印やシールにも使用されております。オンラインショップでお取り扱いのグッズもございますので、ぜひお買い求めください。

 

 

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Tシャツの販売ページはこちら

ゴム印の販売ページはこちら

 

学芸員:橘

2024.04.29 爽快感のあるドリンク

記念館便りをご覧の皆さま、こんにちは。

木々や草花の緑が綺麗な季節になってきました。
中庭の桂の葉っぱもみずみずしく、ベンチに座って緑を眺めながらひと休みすると、大変気持ちがいいですよ。

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先日、記念館便りでカフェ・タンポポの期間限定メニュー「豆乳イチゴ」の提供開始をお知らせしましたが、おかげさまで今年もご好評をいただいており、この4月はアイスドリンクのメニューの中で一番人気になりました。
期間限定ですので、気になる方はぜひご賞味くださいね。

さて、この豆乳イチゴに次いで、ここ最近じわじわとオーダー数を伸ばしてきているアイスドリンクがあります。ペリエ(天然炭酸水)を使ったメニューです。

<ペリエを使ったメニュー>
「ゆずペリエ」(税込600円)
「ジンジャーペリエ」(税込600円)
「ゆずジンジャーペリエ」(税込700円)

「ゆずペリエ」はゆずジャムを、「ジンジャーペリエ」は手作り生姜シロップを、「ゆずジンジャーペリエ」はゆずジャムと生姜シロップをペリエで割ったドリンクです。

程よい強さの炭酸水・ペリエと、ゆずジャムや生姜シロップがうまくマッチして、すっきりとした飲み口になっています。ペリエの気泡や、上に添えたミントの緑で、見た目にも涼し気ですよ。

20240429-4.jpgゆずペリエ

これらは1年を通してご注文いただけますが、炭酸水の爽快感が暑い時期にぴったりということで、気温の高い、汗ばむ季節に特にご好評いただいていています!

ご来館の際はぜひお試しください。

スタッフ:山岡