伊丹十三賞 ― 第16回受賞者(2024年)

受賞者

のん
俳優・アーティスト

のん

撮影:中村和孝

【プロフィール】
1993年7月13日生まれ。音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動。
2016年、劇場アニメ『この世界の片隅に』主人公すずの声を演じ、第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞を受賞。2022年2月に自身が脚本、監督、主演の映画作品『Ribbon』公開(第24回上海国際映画祭GALA部門特別招待作品)。
2022年9月、主演映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」受賞。2024年12月、主演映画『私にふさわしいホテル』公開予定。DMMTVでの実写ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』今冬公開予定。音楽活動では、2023年6月に2ndフルアルバム『PURSUE』をリリース。

授賞理由

俳優、ミュージシャン、映画監督、アーティスト……困難を乗りこえ自由な表現に挑み続ける創作活動にたいして。

伊丹十三賞選考委員会

受賞者コメント

すごい賞をいただいて衝撃を受けています。嬉しくて興奮冷めやらぬ状態です。

偉大な映画監督であり物凄い役者であり「あまちゃん」で共演させていただいた最強・宮本信子さんの旦那さまであり…そんな憧れの存在の伊丹十三さんのお名前がついた賞をまだまだ若輩者の私がもらえるなんて、まさに夢のようです。

今まで自分のやりたいことを曲げずに無我夢中でやってきました。改めて、貫いていくべきなんだ。ということが胸にすとんと落ちてきて、凄まじい勇気をもらえました。
選考委員の先生方にも御礼を申し上げます。
心から、ありがとうございます。

この賞に恥じぬよう精進、挑戦をしていきたいと思います。


伊丹十三賞