記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2018.01.15 『おじさん』展 お役立ち情報

1月も半分が過ぎてしまいましたが、皆様お元気に2018年をお過ごしでしょうか。

本年は、企画展『おじさんのススメ ―シェアの達人・伊丹十三から若い人たちへ』を通じて「おじさん普及活動」を推進してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、この新企画展については、他のスタッフもオススメの声を続々と投稿してくれていますが、今日は私からもご紹介を――

展示を考えるときにいつも心がけてきたように、今回も「伊丹十三の仕事ぶりや人柄を楽しく知ることができる」だけではない、お役立ち情報を随所に忍ばせています。

たとえば、こちらは『あげまん』のプレスキット。

ageman_press.jpg一般には出回らないものなので、映画ファンの方にとっても
珍しい資料なのではないかと思います。

クランク・インの前、マスコミ向けに「今度はこんな映画を作ります」と配布した資料です。

紙製ホルダーに入ったA4版7枚、文章だけの資料なのですが、新聞・雑誌・テレビで取り上げてもらえるように、「作品のテーマと内容がよく理解できて、しかも大いに興味をそそる」、そんなふうに伝えるための仕掛けがいろいろと凝らされています。

企画書やプレゼン資料を作成する機会のある方で「もうちょっと上手に作れるといいな」と感じている方はたくさんいらっしゃると思うので、「このプレスキットはみなさんのお仕事の参考に(も)なるはず!」とお出ししてみました。

写真や映像をたくさん用いる近頃のプレゼンに比べると随分シンプルなキットですが、分かりやすさ・見やすさを生み出すポイントは、時代によってそうそう変わるものではないと思うんですね。構成の仕方・見出しのつけ方・レイアウトなど、資料の要素のひとつひとつに、よりよく伝える基本的なコツをご覧いただけます。(もちろん、伊丹映画に関する文章として、純粋に楽しんでいただくにも最高の読み物です。)

ageman_press_display.jpg展示台の中には並べきれない!でもご覧いただきたい!!
ということで、壁面に全ページお出ししております。

このほか、メモして帰ってお家でお試しいただきたい「10分でできる極上サラダ」など、美味しいお役立ち情報も多数ございます。

ぜひ、ご家族・ご友人を誘ってお越しくださいませ。

学芸員:中野

2018.01.08 新企画展

2018年がスタートして一週間が過ぎましたね。
昨年末の記念館便りでもお知らせしました通り、記念館では新企画展『おじさんのススメ シェアの達人・伊丹十三から若い人たちへ』がスタートいたしました。

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企画展示室内のようす


記念館にいらしたお客様が、「どれだけ伊丹さんから影響を受けているか」についてスタッフに熱心にお話ししてくださることがあります。そんな時は、皆さまが伊丹さんから受け取ったことは、いつまでも心の中にあるのだなと感じます。
今回の企画展は、そんなおすすめ上手な伊丹さんが皆さまにすすめたものと、その手法を、エッセイ・イラスト原画・映像などで楽しくご覧いただける内容になっています。

たとえば、伊丹さんがどのように自身の映画を"おすすめ"したのか、つまり映画の宣伝方法をご紹介しているコーナーがあるのですが――

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「自作の宣伝」コーナーの一部


――インパクトのあるタイトルを考え、特報映像に出演し、ポスターやチラシ、パンフレットの制作にも力を注いでいます。そのすべてにこだわりがあり、できあがったものは......とってもおもしろい!

熱心なファンの皆さまはもちろんのこと、まだよく伊丹さんを知らないという方にも楽しんでいただけることと存じます。ぜひ、いらしてくださいませ。
皆さまのご感想を伺えますことを、楽しみにしております。

スタッフ : 淺野

2018.01.02 館長・宮本信子から新年のご挨拶

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今年は伊丹十三の没後20周年となります。


沢山の方々の愛情と情熱に支えられて
色々な計画が進んでおります。
私、とっても楽しみにしております。
本当に有難いことです。

何度も何度もお礼を申し上げます!感謝で一杯です。

皆様・・・今年も記念館を宜しくお願い致します。

穏やかな日々でありますように・・・・・・。

御来館をスタッフ一同お待ち申し上げます。


館長 宮本信子

2017.12.25 生まれ変わった伊丹十三記念館へようこそ!

いよいよ暮れも押し迫ってきましたね。年の瀬ではありますが、最近、伊丹十三記念館は生まれ変わりました!ポイントは2つです。

まずは・・・建物外壁の塗装工事が完了しました。


隅から

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隅まで

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ピカピカです。

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そしてもう一つ・・・12月20日より、新しい企画展示「おじさんのススメ ―シェアの達人・伊丹十三から若い人たちへ―」がはじまりました。


詳しくは コチラ から。


今回の企画展も見どころ満載です。そんな見どころ満載な中から、おじさんのススメ、ではなくスタッフ川又のおススメを一つ挙げるとすれば、伊丹さんの松山弁が印象的な四国名菓「一六タルト」のコマーシャル映像が標準語訳の字幕つきでご覧いただけるコーナーです。

このコマーシャルをご覧になったことのある愛媛県内の方には懐かしく、初めてご覧になる方にも面白く、広く皆さんにお楽しみいただけるのではないかと思います。ご来館の際はお見逃しなく!



そして企画展示が始まったのと同日、伊丹十三の新刊「ぼくの伯父さん」(単行本未収録エッセイ集)の発売も開始されました。
まさか伊丹さんが亡くなって20年が経過して、新しいエッセイが読めるなんて思ってもみませんでしたよね。

出版に感謝です。

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【画像右側が「ぼくの伯父さん」。文庫本の「ヨーロッパ退屈日記」よりも一回り大きいサイズです。】


こちらも記念館グッズショップにて販売しております。


さて、今回が今年最後の記念館便りとなりました。今年も1年記念館便りをお読みいただきまして誠にありがとうございました。
最後になりましたが、皆さま良い年をお迎えください。
来年も伊丹十三記念館をどうぞ宜しくお願いいたします。

スタッフ:川又

2017.12.18 伊丹さんに関するイベントのご紹介

記念館便りをご覧の皆さま、こんにちは。
冷え込みが厳しくなってきました。忙しく過ごされている方も多い時期ですので、体調など崩されませんようくれぐれもご自愛くださいね。

さて本日は、伊丹さんに関するイベントについてご紹介させていただきます!

東京都港区南青山にあるほぼ日さんの店舗「TOBICHI」で、明後日12月20日(水)から12月26日(火)の期間中、伊丹さんのエッセイなどを集めた「伊丹十三書店」が開催されます。

※イベント内容や開催時間などの詳細はコチラをクリック

12月20日は、先週の記念館便りでご紹介させていただいた伊丹さんの単行本未収録エッセイ集『ぼくの伯父さん』(つるとはな)の発売開始日でもあります。
その新刊をはじめ、根強い人気を誇る『ヨーロッパ退屈日記』(新潮文庫)、『女たちよ!』(新潮文庫)等の既刊の伊丹エッセイのほか、平成26年11月に続けて復刊された伊丹十三・訳の『主夫と生活』(アノニマ・スタジオ)や『ポテト・ブック』(河出書房新社)も並ぶとのこと。
伊丹さんならではの文章にたっぷり浸ることができる、そんな空間になりそうです。

そしてここに、当館の『伊丹十三記念館ガイドブック』も仲間入りいたします!
この記念館便りでも何度となくご紹介させていただいていますが、まだご覧になったことが無い方はこれを機にお手に取ってみてください。

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この「伊丹十三書店」は7日間限りの「開店」です。
ご興味のある方はもちろん、お近くに行かれるご予定がある方はぜひ立ち寄られて、伊丹エッセイの世界に触れてみてくださいね。


スタッフ:山岡