こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2011.09.19 内田樹先生講演会の概要をお知らせいたします(募集は10月です)
秋はイベント目白押し、てなこって、あちこちへお出かけの方も多いと思います。当館でも、秋の終わりに開催する「第3回伊丹十三賞受賞記念 内田樹氏講演会」の用意を粛々と、ときにはウンウン唸りながら進めております。
早くも熱心な方々から「いつですか?」「どうしたら参加できますか?」などなど熱いお問い合わせをいただいております。募集はまだ開始しておりませんが、ひと足早く概要をお知らせいたします。
【第3回伊丹十三賞受賞記念 内田樹氏講演会】
日 時:2011年11月29日(火)19時開演
会 場:松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
演 題:伊丹十三と「戦後精神」
入場料:無料
※要・参加申し込み(受付開始は10月上旬以降を予定しております)
『伊丹十三と「戦後精神」』...! どんなお話になるのでしょう!? 早くも楽しみであります。
実は、7月にご来館くださったわが恩師(60代前半・伊丹映画のファン)が、展示をご覧になった後で「伊丹さんって戦後の人っていう感じやなぁ」とおっしゃっていました。その時は、どういう意味なのか深く聞く時間がなくて「戦後の人・伊丹さん」についてモヤモヤと考えて続けておりましたので、演題を伺った瞬間から内田先生のお話が待ち遠しくてなりません。
さてさて、参加方法ですが、ご参加ご希望の方には、事前にお申し込みいただいて参加証をご入手いただく必要がございます。
10月上旬に講演会の内容や応募方法の詳細をお知らせして、募集を開始する予定にしております。10月上旬以降、10月末までの間に、またこのホームページを覗いてみてください。
なお、応募者多数の場合は抽選となりますが、先着順ではありませんので、「10月中にチェックしてみよう」という感じでゆったり構えていただいて、今しばらくお待ちくださいませ。(でもファンの方は待ちきれない思いでいらっしゃいますよね...鼻息が荒くなって酸欠になりかけるお気持ち、私にも覚えがあります。)
そんなこんなで講演会の準備を進めておりますと、「前回どうだったっけ?」ということがしばしばあります。それで「第1回受賞者糸井重里氏によるトークショー」の資料やサイトを見返しては「ああ、そうだった」とか「え、なんでこうだったんだっけ?」とかと言うている毎日、先日は、糸井さんトークショーの書き起こしを読みはじめたら止まらなくなりました。
「ここにいることがうれしい」っていうふうに持っていく努力をしないと、「ここにいること」って、やっぱり、ずーっとつまんなくなるんですね。
で、「なんでここにいることがつまんなくなったんだっけ?」っていうのは、だいたい理由があるんですよ。
しておかなきゃいけなかったことをしてなかったとか、いろんな理由が無数にあると思うんですけど、どっかのところで「ここにいることがつらい」、っていうことを抜け出て、「ここにいることがうれしい」になってるんですね。ですから、他の人にもそう言ってもらいたい。という糸井さんのお話を再び読んで「うん、がんばろ」と思ったのであります。みなさまもぜひこちらをご覧になってみてください。
そして「伊丹十三賞ってナーニ?」という方はこちらを。内田先生のブログもぜひ!
※10月6日、募集を開始いたしました。こちらの告知ページからお申し込みいただけます。
学芸員:中野
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