こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2020.01.06 「十三」回目のお正月!
寒中お見舞い申しあげます。
全国的な暖冬傾向とはいえ、寒の入りともなりますと、それなりに冷え込んでくるものですね。
令和最初のお正月、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
わたくしはと申しますと、訳あって帰省せず、松山での年越しを初めて経験いたしました。
岩手の両親と過ごすことができず残念ではありましたが「例年ならば昼前に故郷を発って松山に戻ってくる慌ただしい元日、今年はせっかく松山で過ごすんだから、初詣にでも行ってみようかな!」とプラス思考で捉えまして、玉置館長代行おすすめの伊佐爾波(いさにわ)神社にお詣りしてきました。
路面電車の道後温泉駅を背にして右方向に
参道と鳥居と石段、鮮やかな朱色の楼門が見えています。
駅から徒歩5分程度だったでしょうか。
石段は見た目よりは楽に上れたので、
道後エリアへ観光にいらっしゃる方はぜひ!
この楼門の奥に八幡造り(はちまんづくり)の本殿があり、
整った八幡造りは全国的にも大変に貴重なものなんだそうです。
社殿全体が国の重要文化財に指定されています。
色彩といい形といい、ゴージャスですよねぇ。
家族と友人知人と記念館スタッフの健康を念入りに祈願し、勝手に「みんなの代表」気分でおみくじを引きましたら、バッチリ大吉で幸先よし!(みんなーやったよーー!!)
気分をよくして伊佐爾波神社近くの湯神社にもお詣りし、その裏手の「空の散歩道」から道後の町をながめ、伊丹さんとご縁の深い一六本舗さん(道後店)でお正月限定の花びら餅をゲットして、あちこちのお店を覗きつつ商店街をのんびり歩き、駅前の道後製陶社さんで砥部焼・中田窯のお茶碗を買い......
一六本舗さんの花びら餅は1月5日までの限定品でした。
甘くても軽やかで、蜜漬けごぼうのほろ苦さが効いていて
3個ぐらいペロっといけそうです! 早くも来年が待ち遠しい......
小旅行をしたような満足感を胸に帰宅し、ほんのりと楽しいお正月になりました。
松山に慣れきったつもりで観光地的な場所にはついついご無沙汰してしまっていましたが、ときどきは足を運んで、古いもの・新しいもの・初めてのものを見てまわったり、お気に入りの場所を再訪したりして、遠方から記念館へいらっしゃるお客様に色々おすすめできるよう、勉強しておきますね。
「パネル設置スポットをめぐって道後の歴史を学び
10個10色のスタンプを集めると≪道後温泉鳥瞰図≫が完成する」
というスタンプラリーにもユル~くチャレンジ。
コンプリートできなかったので近いうちにまた行かなくては!
さて、2020年。
2007年に開館した記念館にとって、「十三」回目のお正月でした。
小ぶりでカラフルなかわいめのお飾りで
1月2日より開館いたしました!
そして、伊丹十三の誕生日であり開館記念日でもある5月15日には「十三」周年を迎えます。
大切な節目の年、スタッフ一同なおいっそう励んでまいりますので、本年も、伊丹作品と記念館をご愛顧くださいますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。
学芸員:中野
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