こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2014.10.13 ガイドブック
記念館グッズショップの一角に、書籍を販売しているコーナーがあります。
伊丹さんのエッセイを中心に扱っています。ご覧の通りまるで書店のようで、私はこのスペースが気に入っています。その書籍コーナーから、本日は「伊丹十三記念館ガイドブック」をご紹介いたします。
――まずは、特徴的なその大きさについて。A6の文庫本サイズです。
文庫本『ヨーロッパ退屈日記』(写真左)と並べています
ガイドブックの表紙デザインは2タイプ(中身はどちらも同じです)
写真タイプ(写真中央)とイラストタイプ(写真右)
博物館や美術館のガイドブックは、比較的判型が大きいものが多いように思います。その点、「さぁ読もう」と意気込んで机に向かわなくてもどこでも開ける文庫本サイズの手軽さは、嬉しいですよね。
記念館にいらしてくださったお客さまの中にも、「帰りの電車の中で読めるね」とおっしゃりながら、お買い求めくださる方もいらっしゃいます。
――続いては、内容について。
この厚みをご覧ください。469ページ(!)あります。
伊丹さんの名前にちなみ、「十三」の章で構成されています。記念館の常設展示室のコーナー分類と同じ「十三」です。
まず、各章の導入文を読みますと「伊丹さんにそんな一面もあったのね」と興味をひかれます。そのあとは、図版と解説で理解を深めることができます。そして、ところどころに伊丹さんとゆかりのある方々の文章もあって――と、なかなか読み応えがあります。伊丹さんを知るための入り口として、良いかもしれませんね。
伊丹十三記念館オンラインショップでも取り扱っておりますので、まだ記念館にいらしたことのない方も、ぜひどうぞ。
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【記念館からのお知らせ】
9月12日より応募を受付けておりました「第6回伊丹十三賞受賞記念トークショー」は、本日(10月13日)中をもって募集を締め切らせていただきます。多数のご応募、まことにありがとうございました。
厳正な抽選を行ないまして、当選なさった方には10月下旬頃の予定で参加証を発送させていただきます(落選の方にはお知らせをお送りいたしませんので、ご了承くださいませ)。
スタッフ:淺野
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