記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2012.09.03 いろんな虫

記念館だよりをご覧のみなさまこんにちは!夏も終わりに近づいてきましたが、いかがお過ごしですか?秋が近づくとなんだかさみしくなるのは私だけでしょうか。。。日が暮れるのも早くなるし損した気分になります。

さて、話は変わりますが、記念館の朝はクモの巣との戦いから始まります。毎日取っても取っても次の日にはまた同じ所に巣をはっています。なかなか根性のある虫ですね。水をかけたくらいでは全くくずれないしっかりした巣で、専用の棒を使ってクモの巣撤去に励んでいます。みんな生きていく為に必死なのにごめんねと思いながら、隅々までとっていきます。

 

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クモの巣チェックをしているといろいろな虫を発見します。今まで見たこともないような不思議なものや、知らずにさわってしまうと電気がはしったように痛くなる虫や、蟻のように小さいくせに刺されると赤くひろがり大変な思いをさせられた事もあります。みなさんもむやみに見たことのない虫にさわるのはやめましょうね。

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この緑の虫を私たち記念館スタッフはガチャピンと呼んでますが、さわると痛いので気を付けてください。

まだまだ見たことのない虫によく遭遇するのですが、写真がないのが残念です。

伊丹十三さんは中学1年生の時に昆虫図鑑並みにそれはすごい昆虫観察ノートを描いています。お客様もよく驚いていますが、中学1年生が描いたものとは思えないほど細密です。

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他の日記などの文章を見ても子供とは思えないしっかりとした内容になっています。大人の私でもかなわない天才児は当時お友達と話は合ったのでしょうか?

ぜひ驚きの昆虫観察ノートをご覧になりにいらしてくださいませ。

 

スタッフ:木山