記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2009.03.20 第1回伊丹十三賞


皆さん!こんにちは
第1回伊丹十三賞が発表されました!
栄えある第1回目の受賞者は糸井重里さんです。
授賞理由はこちらをご覧くださいませ!第1回伊丹十三賞jyuusan.JPG

今年は言語表現を主軸としたものが対象となり、来年は映像・ビジュアル表現を主軸としたものとなります。毎年交互に発表されていきます。

 ともあれ贈呈式の雰囲気を紹介しましょう。

当日はとても良いお天気に恵まれました。館長は晴れ女なのでお天気の心配はしてなかったのですが見事な晴天でした。贈呈式は国際文化会館でおこなわれ、港区六本木という場所なのですがとても静かなところです。会場からお庭にも出られるので、とても開放的な空間で素敵でした。
主催者の挨拶からはじまり、受賞者糸井重里さんのご紹介、選考委員の南伸坊さんより祝辞をいただきました。正賞を周防正行さんより、副賞100万円は館長より贈呈されました。そして糸井重里さんのスピーチがはじまりました。さすがです。糸井さんのスピーチはとても心にしみました。お客様も「糸井さんのスピーチはとても良かったね」とおっしゃっていました。式典の締めとして宮本館長からの挨拶と乾杯の音頭となり、祝賀パーティーがはじまりました。ご出席いただいた方々より、「とても良い会だったね」と帰り際に暖かいお言葉を頂きました。ありがとうございました。東京糸井重里事務所のスタッフの皆さまもとても明るく、洗練されていてこの方々が「ほぼ日刊イトイ新聞」を作ってらっしゃるのだなと納得いたしました。

あらゆる文化活動に興味を持ちつづけ、新しい才能にも敏感であった伊丹十三が、「これはネ、たいしたもんだと唸りましたね」と呟きながら膝を叩いたであろう人と作品に第1回伊丹十三賞は出会えました!

色々ご支援いただきました皆様方に深く感謝いたします。
伊丹十三賞をこれからも宜しくお願いいたします。                   

スタッフ:種岡