こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2024.03.04 伊丹十三記念館の「タンポポ」
記念館便りをご覧の皆さま、こんにちは。3月に入り、ますます春めいてきましたね。
記念館の中庭では、先週ビンカミノールが咲きました。今はまだ花は一つか二つですが、これから増えていき、合わせてタンポポの花が咲いたり桂の木が芽吹いたりと、中庭は徐々に色づいてきます。
ビンカミノール(ヒメツルニチニチソウ)
さて、これから開花が楽しみなタンポポですが、改めて「タンポポ」というと、皆さまは何を思い浮かべますでしょうか。
というのも、つい先日「『タンポポ』いいですよね~」と話すお客様がおられて、私はてっきり映画『タンポポ』のことだと思って映画の話をしましたら、実はお客様は記念館併設の「カフェ・タンポポ」のことを言っていた――なんてことがありました(かみ合わない会話をして、お客様にきょとんとした顔をさせてしまいました...)。
そういえば記念館にはいろいろな「タンポポ」があるなぁと改めて認識して、関連したものを集めてみましたので、皆さまにもご紹介いたしますね。
まずは映画『タンポポ』!
皆さまよくご存知の、伊丹十三監督映画作品です。記念館便りをご覧の皆さまの中には、もしかしたら真っ先に思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
常設展示室でご覧いただける、映画『タンポポ』のポスターパネル。
このポスターのポストカードはショップで販売中です
そして展示室の出口を出て右手には「カフェ・タンポポ」があり、ここではタンポポの根っこを焙煎して作られたノンカフェインの「タンポポコーヒー」をお楽しみいただけます。
また、このカフェ・タンポポのガラスや、受付から中庭を望むガラスには、映画『タンポポ』で店の看板の絵に使用された、タンポポのイラストがプリントされています。
カフェ・タンポポの入口
タンポポコーヒー。見た目はコーヒーそっくりの、
"コーヒー風味"の飲み物です
ガラスにプリントされたタンポポイラスト
回廊を通って記念館のショップに来ますと、ガラスにプリントされたものと同じタンポポのイラストが使用された、一筆箋、封筒、ゴム印があります。
左から一筆箋(中身)、一筆箋(外)、封筒
タンポポのゴム印(左がSサイズ、右がMサイズ)
いかがでしょうか。記念館には思った以上に「タンポポ」があって、今更ながらびっくりしてしまいました。
ご来館の際は、ぜひそれぞれの「タンポポ」を見たり楽しんだりしてくださいね。
スタッフ:山岡
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