

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2022.06.06 6月の伊丹十三記念館の様子とガレージの「8」
6月に入りましたが、松山の梅雨入りはもう少し先の様子です。
今月もご覧の通り伊丹十三記念館のシンボルツリーの桂は元気です。
桂の足元には「ひこばえ」の姿も。
調べてみますと、桂は積極的にひこばえを作る種のようです。
どうりで記念館正面の庭の桂の足元にも、ものすごい量のひこばえが。
そんな6月の伊丹十三記念館です。
さて、こちらは伊丹十三最後の愛車、ベントレーです。
このベントレーのガレージは道路からも目立つ部分に「8」という表示が。
ちなみにこの「8」というのは、常設展示室を伊丹十三の名前にちなんだ13個のコーナーから紹介しており、その八番が「乗り物マニア」のコーナーであることころからきています。
ところで、この「8」、近づいてよーく見てみると、、、
おわかりになります??どこかで見た事があるような素材ですね。
そうです。
ガレージの床材と同じ「縞鋼板(しまこうはん)」、「チェッカープレート」と呼ばれる素材で作られています。
このように、伊丹十三記念館には細部にわたり「伊丹十三の家」にふさわしい「遊び心」が散りばめられています。ご来館の際はお見逃しのないよう、建物を隅々までチェックしてみてください。
スタッフ:川又