記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2022.05.09 5月の伊丹十三記念館の様子と伊丹十三記念館のロゴについて


来週、開館15周年を迎える伊丹十三記念館です。
開館月の5月の記念館は毎年すごくいい感じです。

シンボルツリーの桂が美しい時期だからでしょうか。

0509-1.JPG中庭の桂。今年も元気に芽吹きました。

0509-2.JPG落葉樹特有の薄い葉が美しい。

0509-3.JPG回廊のベンチに腰掛けて過ごすのも気持ちよい季節です。

さて、こちらはエントランス。

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この玄関ポーチの庇とガラス部分には伊丹十三記念館のロゴが入っています。

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この記念館のロゴ、実は・・・伊丹十三がレタリングした明朝体をもとにデザインされています。



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どういうことかと申しますと、1961年に伊丹十三の父・万作の「伊丹万作全集」(筑摩書房)が刊行されました。
この全集の明朝体による題字のレタリングを手掛けたのは伊丹十三自身で、記念館のロゴの文字は、その「伊丹万作全集」のレタリングをもとにデザインされているという訳です。
「伊丹万作全集」は常設展示室でご覧いただけますので、ご来館の際はぜひお見逃しなくご覧ください。





スタッフ:川又