こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2020.09.07 『松山百点』掲載のご案内
『松山百点』2020年錦秋号で伊丹万作・伊丹十三・記念館についてご紹介いただきました。10ページもの大特集です!
伊丹十三との出会いから記念館設立までを語った玉置館長代行のインタビューも、2ページにギッシリ凝縮されています。記念館リピーターの方、まだの方、どちら様もぜひぜひお読みくださいませ。
年6回、隔月(奇数月)発行です。
『松山百点』はA6判64ページの小冊子なんですが、松山や愛媛の町の歴史、偉人伝、産業、伝統工芸、おいしいもの、それらに携わっている方々のお話などなど、文化情報がギュッと詰まっていて、わたくし実は、毎号、愛読しております。(「送りたいね!松山のポストカード」のページがこのところのお気に入りです)
特集テーマが実に多彩でして、最近のものを挙げてみますと――
「お茶」「砥部焼」「地域の大学」「古道具屋」「鯉のぼり」「松山鮓」「とべ動物園」「夏祭り」
全国的に知られている名物・名所だけでなく、日常生活でおなじみのものも取り上げられていますよねぇ。「へえ、そうだったの~」と感心しながら読み終えると、「今度あのお店にいってみよう」「あの界隈は時々行くから次はちょっと寄り道してみよう」と、街歩きしたくなるんです。
表紙に「松山の伝統と文化の再発見」とあるとおり、松山の方が"わが町"への興味・理解を深めるのにうってつけの冊子であると同時に、「観光スポットをたくさん廻るよりも、ゆっくり歩いて町全体の空気や地元の人の生活を感じるほうが好きだな」という旅行者の方にも、大いにご参考になると思います。
さて、この、気軽に手に取りフムフムと読める『松山百点』。どうすれば手に入るかと言いますと......なんと無料なんです!
発行元・松山百店会に加入しているお店や市役所・観光案内所・文化施設など(詳しくはこちら)で配布されていますので、見つけたら1冊もらっておきましょう。
何しろA6判ですから、かさばるものではありません。カバンに入れておけばさえ、電車やバスの中、何かの待ち時間、ティーブレイクのお供に、あるいはゴロゴロしながら、いつでもどこでもサッと取り出してフムフムできます。
ウェブ版ではバックナンバーも公開されています。
2020年錦秋号をお楽しみいただいた後は、ご興味のあるジャンルの記事を探してみてください。
― 行く秋や 手をひろげたる 栗のいが ―
『松山百点』でご紹介いただいた「伊丹万作の手作りかるた」は
企画展示室で秋の句の札8組をご覧いただけます。
学芸員:中野
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