記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2020.02.10 春の気配

1月半ば頃から、スーパーの野菜売り場などで、ときおり菜花(ナバナ・食用菜の花)を目にするようになりました。「もう菜花が出ているのか、早いなぁ」と思っていたのですが、2月に入り、より頻繁に見かけるように。菜花が旬を迎えるということは、春が近づいているということですね。
季節のめぐりは早いなぁと思いつつ、寒さつづく毎日の中で春を感じられることがうれしく、たまに購入して風味をたのしんでいます。

野菜売り場に並ぶ菜花は花が咲く前のものですが、身近に自生する菜の花は、あざやかな黄色の花を咲かせてわたしたちの目を楽しませてくれますね。
先月の記念館便りでもお伝えした記念館前の川沿いに咲く菜の花は、数が増えて、いっそう華やかになりました。寒い日に菜の花の黄色を目にすると、気持ちが明るくなります。

20200210_1.JPG記念館敷地内の樹木たちも、春に向けて少しずつ準備をはじめているようです。
そのようすを、少しご紹介いたします。

20200210_2.JPGユキヤナギ


こちらは、白い花が愛らしいユキヤナギ。陽がよくあたるところから、徐々に咲きはじめています。

20200210_3.JPGトサミズキ


つづいて、トサミズキ。わずかに芽がふくらんでいるのがわかります。


20200210_4.JPGカツラ


さいごに、カツラ。こちらはまだまだのようですね。それでも、徐々に枝先が赤くなりはじめています。

記念館にいらした際には、刻々と移りゆく樹々の姿も、ぜひお楽しみください。


スタッフ : 淺野