記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2019.04.01 開館12周年記念イベント <無料開館>と<収蔵庫ツアー参加者募集中>のお知らせ

まだ上着の手放せない地域もあると思いますが、みなさまお元気に新年度をお迎えになりましたでしょうか?

5月15日(水)、伊丹十三記念館は開館12周年を迎えます。
この開館記念日に先がけて、感謝の気持ちを込め、4月7日(日)、記念イベント第1弾の「無料開館」を行います。大人800円、高・大学生500円のご入館料が、この日は1日無料です。

10時開館、17時30分最終入館、18時閉館。まだ記念館へいらしたことのない方も、リピートの方も、とにかく「新年度はじめての日曜日だもの、何か楽しいことしたいわねぇ」という方、ぜひお気軽にお越しくださいませ。
「GWに遠方から友達が遊びに来るのだけど、どこに連れて行ったらいいかしら?」と悩んでいらっしゃる方の、お下見なんかにも最適だと思います。スタッフ一同お待ちしております!

*駐車スペースに限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。
松山市駅前からの伊予鉄バス森松砥部線(千舟町経由の15番系統・大街道経由の18番系統、
天山橋(あまやまばし)停留所下車、徒歩約2分)のご利用が便利です。

記念イベント第2弾は「収蔵庫ツアー」でございます。
5月17日(金)、18日(土)、19日(日)、各日11時~・15時~の2回、計6回開催いたします。こちらは事前のご応募が必要です。(詳しくはコチラ

記念館の収蔵庫の2階には「展示風収蔵」になっているコーナーがございまして――

shuzoko.jpg

直筆の原稿・原画、衣類、食器などの愛用品や書籍が収められています。
それらの収蔵品に関する伊丹十三ならではのエピソードを交えながら、1時間ほどご案内する催しです。
「実は伊丹映画に登場していた伊丹さんのモノ」もご紹介しますので、映画を観る楽しみも増し増しになりますよ!

ososhiki_mahoubin_s.jpg『お葬式』(1984)

daibyonin_trunk2s.jpg『大病人』(1993)

MUJI文庫『伊丹十三』、メンズプレシャス冬号、ケトル47号に掲載された品々の実物をご覧いただくチャンスでもあります。お読みになってご興味を持たれた方、この機会にぜひご応募くださいませ。4月15日(月)締め切り(必着)です。

*定員を超えるご応募をいただいた場合は抽選とさせていただきます。

今日はエイプリル・フールなんですね。
エイプリル・フール、と聞いて、伊丹エッセイのファンならば、直ちに「ハチハチ・カンタータ」(『女たちよ!』)が思い出されることでしょう。
BBCの"スメロヴィジョン方式"試験放送、1907年以来の凶作に見舞われた"スパゲッティのなる木"、ソプラノのレシタティヴ"われ悦びのカラスを曝せば"――反芻するだけで吹き出してしまいます。

今年もまた、世界のあちこちで洒落た冗談が飛び交っていることと思いますが、そういった方面にまったくヒネリのきかない私ですので、上記のお知らせは本当です! どうぞご安心を!

************さらにお知らせ************

宮本館長の次回出勤日が決定いたしました!

4月14日(日)13時頃~16時頃
4月15日(月)11時頃~13時頃

当日の状況により滞在時間等は変更になることがあります。
ご了承くださいませ。

 

学芸員:中野