こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2019.02.18 TOBICHIと『ケトル』で伊丹十三!
冷たい風に吹かれていても日差しに春らしさが感じられ、ちょっぴり心躍る季節となりました。いかがお過ごしでしょうか?
今月は、昨年12月に刊行が開始された『伊丹十三選集』全3巻(岩波書店)がいよいよ完結となります。第3巻「日々是十三」、2月19日(火)発売です。
この『伊丹十三選集』刊行を記念して、南青山にあるほぼ日のお店「TOBICHI」で、2月22日(金)~28日(木)、フェアイベントを開催していただくことになりました。
TOBICHI(とびち)とは、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で販売されている品々――あの「ほぼ日手帳」やタオルやハラマキなどなど!――を直に見て、手に取って、そして購入できる常設ショップです。
会期中は、その店内にある「すてきな4畳間」というコーナーで、完結ホヤホヤの『伊丹十三選集』をお求めいただける(先着100名様に購入特典があるそうですよ!)ほか、「伊丹十三と猫」をテーマにした展示と、記念館オリジナルグッズのお買い物をお楽しみいただけます。
書籍2種・ポストカード9種・ゴム印3種・クリアファイル1種、
TOBICHIで販売していただくグッズを並べてみました。
全種類お買い上げいただきますと4,428円(税込)になります。
2月22日(にゃーにゃーにゃー)=猫の日からの1週間、東京にお住まいの方、上京の機会のある方、ぜひ南青山へ!
それから、今月は...出版についてのお知らせがもうひとつございます。
太田出版が発行しているカルチャーマガジン『ケトル』VOL.47 伊丹十三特集号(税込972円)が2月15日に発売になりました。
なんとなんと、特集「伊丹十三が大好き!」56ページに、宮本信子館長ロングインタビュー8ページの大盛りです!
館内の展示や収蔵庫の様子、伊丹さんの直筆原稿・イラスト原画・メモや愛用品などの館蔵品の撮影に協力させていただきましたので、特集の内容はあらかじめ把握していたのですが、特集ページ以外の、たとえば連載記事のちょっとしたところなんかにも、さりげなーく、時に熱ーく、伊丹さん要素・松山ネタが潜んでいてビックリ。みなさんも、すみずみまで味わってくださいね。いろんな方が入れ代わり立ち代わり、いろんな風におしゃべりしている、にぎやかで気さくなラジオ番組みたいな1冊です。
記念館のグッズショップでも、さっそく販売を開始しております。ご来館の際にはぜひお手に取ってご覧くださいませ。
伊丹十三をご存知で、大好きでいてくださる方にも、「"イタミジューゾー"? って何者なの?」という方にも、TOBICHIと『ケトル』でワイワイと楽しんでいただける、嬉しい2月になりそうです。まだ少し寒いですが、心を温めて過ごします。
学芸員:中野
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