記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2018.07.02 記念館で伊丹映画を

かつて観た映画について思い返すとき、その映画を「どこで、どんなふうに観たのか」もセットで思い出すこと、ありませんか?

「近くの劇場では上映していない映画を観たくて、遠くの劇場まで電車で行った」とか、
「DVDを夏休みにまとめてレンタルして、クーラーの効いた部屋で友達と観た」とか。

記念館にお越しくださったお客様が伊丹映画を観た感想をスタッフにお話しくださるときも、「どこで、どんなふうに観たのか」に話が及ぶことがあります。それも大切な映画体験の一部なのですね。楽しくお話を聞かせていただいております。
皆さまは伊丹映画を、どこで、どんなふうにご覧になりましたか?

――ところで!伊丹十三記念館の展示室でも、伊丹映画を観ることができます。
毎日ではありませんが、毎月「十三日の十三時」から、常設展示室内の展示モニターで伊丹映画を1本ずつ上映しているのです。
※5月、8月をのぞく毎月13日(火曜日に当たる場合は翌14日)に開催しております。
 上映作品等、詳しくはこちらをご覧ください。

この「十三日十三時の伊丹映画上映」は2016年6月にスタートし、今年で3度目です。
展示用モニター(42インチ)でベンチ(15名程度)に座ってご覧いただく気軽なスタイルですので、通常の入館料のみでご鑑賞いただけます。
13日に、上映日であることを知らずにお越しくださったお客様の中には、「あ!いま上映しているんですね。観たことあるけれど、せっかくだからここでもう一度観ようかな」と、楽しんでくださる方もいらっしゃいます。

2018.0702_1.JPG上映スペース


皆さまも、記念館で伊丹映画をいかがでしょうか。一度観たことのある映画でも、あらたな場所で観ると、また別の思い出になることと存じます。

次回は7月13日(金)。『マルサの女』を上映いたします(8月は上映がありませんので、お気をつけください)。皆さまのご来館を、お待ちしております!



<カフェ・タンポポからのおしらせ>


7月より、記念館のカフェ・タンポポで期間限定ドリンク「豆乳ブルーベリー」をスタートいたしました。
ブルーベリーのあざやかな色とほのかな酸味がさわやかな、夏の人気メニューです。ぜひご賞味ください。

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スタッフ : 淺野