記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2017.08.14 庭木の水やり

暑い日が続いていますね。真夏のこの時期は、庭木の水やりが記念館スタッフの大事な仕事の一つです。
たとえば記念館のシンボルツリー・中庭の桂は、街路樹にも使用される木で暑さに強いと聞きます。とはいえ降雨状況によってコンディションは変わるため、気は抜けません。

20170814_1.JPG中庭の桂
開館当初に比べて随分大きくなりました


毎年梅雨が明けた頃から、天気と相談しつつスタッフが交代で水やりを行います。朝、あるいは夕方の涼しくなった時間帯に行うのですが、庭木の数も多いため、一日で全てに水をやることはできません。日によって場所を変えながら、数日のサイクルでまんべんなく行き届くように気をつけています。

20170814_2.JPG正面入口前の庭

20170814_3.JPG建物南側には山桜が4本あります

20170814_4.JPG水やり中の様子
根にたっぷり行き届くように気をつけています


毎日水やりをしておりますと、庭木のコンディションを把握できるだけではなく、合間に草むしりをしたり、外回りの清掃状況をチェックしたりと、広く館外の手入れもできます。また、お客様から「庭が素敵ですね」といったお言葉をいただきますと、「楽しんでいただけて良かった」と大変嬉しく存じます。

厳しい暑さを乗り越えますと、庭から虫の音が聴こえてきたり庭木が色づきはじめたり......と、季節の移ろいを感じる楽しみも待っていますので、もうしばらく水やりに励みます。
記念館にいらした際には、ぜひ庭の様子も楽しんでくださいね。

スタッフ : 淺野