

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2016.11.07 手帳
早いもので、もう11月ですね。
記念館入口横のヤマボウシが色づいています
この時期は、雑貨店などの店頭に来年の手帳がたくさん並んでいて、見ているだけで楽しくなります。皆さまは、どんな手帳をお使いでしょうか。
私は、ひと月の予定がパッとわかるものが使いやすいため、毎年マンスリータイプのものを選んでいます。カバーデザインにはあまりこだわりませんが、書きやすいサイズ・紙質のものを探すようにしています。使い方も単純で、おおまかな予定を各月のページに記入し、細かいことは手帳の後半にあるノートページに書き留めています。それでも忘れそうな予定は、アラーム機能のあるスマートフォンのカレンダーにメモすることもあります。手帳の選び方・使い方は人によってさまざまですよね。
――ところで、伊丹さんはどんな手帳を使っていたのでしょうか......?
現在の企画展「ビックリ人間 伊丹十三の吸収術」の「記録のための愛用品」コーナーに、伊丹さんが愛用していた手帳を展示しています。
「タイムシステム」の手帳で、周りの人にプレゼントするほど気に入っていたそうです。スケジュール管理のフォーマットが独特で、こだわりが感じられる手帳です。また、スケジュール管理だけではなく、同じ手帳の無地リーフには取材メモなどが細かく記してあります。
「何を選び、それをどう使うか」には、その人らしさが出ますよね。
手帳の他にも、伊丹さんらしい愛用品を展示しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
スタッフ: 淺野

記念館便り BACK NUMBER