こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2014.05.26 イベントのご紹介
松山を代表する観光スポットといえば、日本最古の温泉といわれる「道後温泉」。
そのシンボルである「道後温泉本館」が、今年4月に改築120年の大還暦を迎えたことを記念して、道後のまちでアートフェスティバルが開催されています。
その名も「道後オンセナート 2014(DOGO ONSENART 2014)」。
"最古にして、最先端。温泉アートエンタテイメント"をテーマに、プレオープン(2013年12月24日)からフィナーレ(2014年12月31日)まで約1年間の会期中、
● 道後温泉本館がアート作品に変貌
● ホテル・旅館の各一室を著名なアーティストたちが手がける、
泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTAL」が誕生
――などなど、なかなか大がかりなプロジェクトのようです(「HOTEL HORIZONTAL」は2015年1月12日まで)。
また、"昼も夜も、まちを巡りながら道後の魅力を味わえるように"と、道後温泉本館や宿だけではなく、道後エリアに広く体験型アートたちが配置されていているそうですよ。
――というわけで、先日ふらりと道後に立ち寄ってみましたところ、道後温泉本館の風情ある北面がこんな具合に!
蒸気!?――ではなくて、こちらもアート作品の一つなんですね。
人工霧を使った作品を世界各地で発表している中谷芙ニ子さんによる「霧の彫刻」です。
本館各階から、勢いよく霧が流れ出てくるんです(2時間おきに3分間ほど)。この日は、風にのった霧がゆっくりと温泉街に流れていく様子が見られましたよ。
さてこの「道後オンセナート2014」、こういったアート作品が道後のまちに点在しているだけではなく、期間限定のイベントなども企画されているそうなのですが、わたくしからみなさまにお知らせしたいのは、連動イベントの一つとして東京・原宿で開催されるこちら!
『SOUVENIRS FROM MATSUYAMA 』
会場 TOKYO CULTUART by BEAMS(東京・原宿)
会期 2014年5月27日(火)~6月11日(水)
※5月29日(木)、6月5日(木)は定休日
※最終日は18時まで
詳細はコチラ
オンセナートに特別協賛として参加し、道後温泉本館で貸出されている浴衣のプロデュースも行っているBEAMSが、「TOKYO CULTUART by BEAMS(東京・原宿)」を会場として、本館改築120周年を記念したエキシビションを開催するんです。
会期中、松山を題材とした写真作品の展示や、特産品・上質なクラフトなどの展示販売を行う――ということで、当館にもお声掛けいただき、伊丹十三記念館オリジナルグッズたちを展示販売していただくことになりました。
記念館から出張するミュージアムグッズたちの一部です
ガイドブック・ポストカード・手拭い・ゴム印・マグネット!
首都圏にお住まいのみなさまや、会期中に東京へお越しのみなさま、足を運んでみてはいかがでしょうか。
記念館を含めた松山の魅力を感じていただいて、「実際に松山へ、そして記念館にも行ってみよう!」と思っていただけましたら幸いです。
スタッフ:淺野
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