記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2013.08.19 夏休みの宿題といえば...

残暑お見舞い申し上げます。
松山では毎日毎日蒸し暑さが続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、学校の夏休みもあと2週間となりましたね。そろそろ残っている夏休みの宿題が気になり始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏休みの宿題といえば自由研究。学校を卒業してからずいぶん経つ私には懐かしい響きですが、記念館では、特に8月に入ってから、自由研究のために展示を見ながらメモを取っている小中学生の方の姿をよく見かけるようになりました。 

 

もっぱら実験や観察などの理科的な自由研究テーマを選択し、博物館や美術館を訪れるという発想自体がなかった私、は「伊丹十三や伊丹万作を研究テーマに選ぶなんて、カッコイイ!!」と思ってしまうのですが、皆さまはどのような自由研究をされていた(されている)でしょうか?

 

ちなみに私が友人と行った自由研究は、市販の花火が、火を点けてからそれぞれどれくらいもつのかを計るというものでした(ただ友人同士花火をしたいがためだけに選んだテーマでした...)。
他にも身近な人にどんな自由研究をしたのか聞いてみると、私の父は観察日記が主だったようで、カブトムシやメダカからはじまり、最終的には自分の「親」を観察対象としたそうです。何時に起きて、何時に朝ご飯を食べて、何時に畑へ仕事に行って...を細かく記していたとか。この日は一日、親の後ろを息子がちょこちょことくっついて歩いていたのでしょうね。
また別の人からは、小学校一年生の時、自由研究の存在自体をすっかり忘れて2学期の始業式を迎えたという話を聞きました。担任の先生から1日だけ猶予をもらい、半泣きになりながら、母親とともにひたすら折り紙で動物を作り続けて、「折り紙動物園」を作成して提出したそうです。

...自由研究って、本当に大変ですね! 

 

記念館の「常設展示室」には、伊丹十三の足跡を具体的な資料でたどることができるよう、十三の名前にちなみ13のコーナーを設けています。また、伊丹十三の父・伊丹万作の企画展も開催中です!もしまだ自由研究の題材を探している方がいらっしゃいましたら、奥深い「伊丹十三」「伊丹万作」を研究してみるのはいかがでしょうか?

 

常設展示 俯瞰s1.jpg

最後にひとつお知らせです!!
このホームページでも既にお伝えしているとおり、いよいよ今週末、宮本館長が出勤いたします!!!

  宮本館長便り1.jpg

◇◇出勤日時◇◇

8月24日(土)11時~16時頃まで

8月25日(日)11時~13時頃まで

※当日の状況により、滞在時間は変更になることがありますのでご了承ください。

 

皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ記念館にお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

スタッフ:山岡