記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2013.01.21 愛車

記念館便りをご覧の皆さま、こんにちは。
昨日1月20日は二十四節気のひとつ「大寒」で、暦の上では1年で最も寒さが厳しい時期と言われます。まさにその通りの冷え込みがここ最近続いていますが、皆さま体調など崩されていないでしょうか。

さて、今回のタイトルである「愛車」。いきなり私事で恐縮ですが、私には姉から譲り受け、長年乗っている愛車があります。この車が、昨年の大晦日に、走行中突然動きがにぶくなり、果てはエンジンがかからなくなるという状態になってしまいました(年末の忙しい時に、色々な人にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます)。
これまでも調子が悪いところは直し、古くなった部品は交換して乗っていたので、今回もお正月三が日明けに一旦修理には出したのですが...今回ばかりは、車自体を買い替える結果になりました。
自分にとって初めての車ですし、何年も乗っているので、そのぶん思い入れもあり...。愛着のあるものがなくなってしまうのはやはりさびしいものです。とはいえ、もうすぐ第二の愛車となる車もやってきます。これまで頑張ってくれた愛車に感謝しつつ、次の車にも早く慣れて、安全かつ快適なカーライフを送りたいと思います!

当記念館のアプローチ脇の車庫には、伊丹十三最後の愛車「ベントレー」が展示されています。
購入当時、「これが最後に買う車になるだろう。若い頃からこの車を買いたいと思っていた」と語ったそうです。乗り物マニアであり、様々な車に乗っていた伊丹十三が最後の最後に選んだ車ですから、思い入れもより一層だったのでは、と思います。

zentai.JPG「ベントレー」は、車庫の中でどっしりと構え、ご来館されるお客様を一番初めにお迎えしています。ぜひ皆さまもご覧になってくださいね。

スタッフ:山岡