こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2012.05.21 開館5周年記念イベントのご報告
去る5月15日(火)、伊丹十三記念館は開館5周年を迎えました。
今年は恒例イベントに加えてスペシャルイベントも開催いたしました。以下、5年分の感謝の気持ちを込めまして、ご報告申しあげます。4月1日(日)無料開館
節目の5周年、どーんと行きましょう! ということで、5周年記念イベントの第一弾は当館初の無料開館。なにせ初めての試みなものですから、スタッフの誰も予想しなかった結果に...日曜日ということもあって、なんとなんと、1506名ものお客様がお越しくださいました! (もちろん開館以来の新記録、大記録です。)
とても驚きましたが、この機会に当館を「イイ!」と感じてくださった方々がまたご来館くださいましたらとても嬉しく思います。
5月11日(金)~13日(日)収蔵庫ツアー
さて、記念イベントの第二弾は、毎年恒例となりました収蔵庫ツアーでございます。
当館の収蔵庫には、伊丹十三の映画制作資料のほか、愛用品や直筆原稿、イラスト原画、蔵書などが収められています。そして、収蔵庫の2階部分は、それらを「展示風」に収蔵できる作りになっています。
【伊丹さんのお家の一室を再現したコーナーもあります】
このようなスペースをお客様にご覧いただきつつ「どんなゆかりのあるものか」「どのように使われていたものか」というようなことを、口から生まれて34年のワタクシがご説明申しあげるのですが、「物を見ていただく」、「お話を聞いていただく」だけでなく、ご質問やご感想をどんどん述べていただいて、気軽におしゃべりしながらご見学いただくのがこの催しの愉快なところです。私もお客様方に大いに楽しませていただきました。ご応募のお手間を厭わずご参加くださった皆様にお礼申しあげます。参加者の方々からありがたいご感想をたくさんお寄せいただきましたので、来週ご紹介させていただきますね。
5月15日(火)ミニジャズライブ
さてさて、記念イベントファイナルは、ミニジャズライブ! 記念館の中庭を囲む回廊で開催しました。ご出演くださいましたのは...
伊丹十三監督作品の映画音楽を数多く手がけた作曲家にして名サックスプレーヤーの本多俊之さん! いえいっ♪
奥様でピアニスト、しっとり美女の本多尚美さん! いえいっ♪
そしてジャズの大好きな「歌う館長」宮本信子~! いえぃいえいっ♪♪
英語詞・邦訳詞のスタンダードナンバーあり、オリジナル曲「シャンパンが抜けない」(作詞:宮本信子 / 作曲:本多俊之)あり、そして...サックスとピアノの演奏に宮本館長の思い出語りの詩をのせた「伊丹映画メドレー」あり。アンコールの「港町十三番地」(ひばりちゃん!)まであっという間の45分間でしたが、約170名ものお客様がライブをお楽しみくださいました。
【中庭を囲む回廊でのライブでした】
伊丹さんの79回目のお誕生日でもある開館記念日を、たくさんの方に笑顔で祝っていただいた思いで感無量...本多さん、尚美さん、音響照明のスタッフの皆様、ご取材の皆様も、本当にありがとうございました! 館長、お疲れ様でした!
【「歌うのが楽しくって仕方ないんです~♪」館長談】
ライブ中のMCで館長が語ったところによりますと、「伊丹映画メドレー」は打ち合わせの食事会で尚美さんが提案してくださったのだそうです。伊丹組による伊丹十三記念館での伊丹映画の音楽の生演奏、シビれましたねぇ。
【ライブ後の三人衆です】
年明けから打ち合わせを重ね企画した5周年記念イベントには、地元から、ご遠方から、ほんとうに多くの方がご参加くださり、5月19日(土)には開館以来の累計入館者数が11万人を突破いたしました。これまでご来館くださったすべてのお客様、お力添えくださったすべての方々に心よりお礼申しあげます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。末永く~!
宮本館長からのごあいさつ
皆様へ
伊丹十三記念館の5周年の記念に、何かしなければいけないと思いました...大切な節目です。
私はオープンした5月15日(伊丹さん誕生日)にこだわりました。
「中庭でライブをしよう!」
それしかないと決め、仲良しの本多俊之さんに助っ人をお願いしたのです。
当日は朝からの雨が17時には上がり、しっとりとした雰囲気の中で始まりました。
時折吹く風に、桂の木の葉っぱが私と一緒に歌っているようでした。
それはそれは楽しかったです!
お客様の笑顔とアンコールの手拍子が忘れられません。
また、記念館入館者数11万人~~~突破しました!本当に嬉しいことです。
これも皆様の応援のお蔭です。これからも、何卒よろしくお願い申しあげます。
私はオープンした5月15日(伊丹さん誕生日)にこだわりました。
「中庭でライブをしよう!」
それしかないと決め、仲良しの本多俊之さんに助っ人をお願いしたのです。
当日は朝からの雨が17時には上がり、しっとりとした雰囲気の中で始まりました。
時折吹く風に、桂の木の葉っぱが私と一緒に歌っているようでした。
それはそれは楽しかったです!
お客様の笑顔とアンコールの手拍子が忘れられません。
また、記念館入館者数11万人~~~突破しました!本当に嬉しいことです。
これも皆様の応援のお蔭です。これからも、何卒よろしくお願い申しあげます。
感謝
宮本信子
宮本信子
「ごしゅ~ねん!」
学芸員:中野
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