記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2011.02.07 冬の過ごし方

記念館だよりをご覧のみなさま、こんにちは!さむ?い冬が苦手な木山です。

みなさんは、寒い冬をいかがお過ごしですか?

以前、記念館だよりにも書きましたが、私は昨年は7月までヒーターを使っていたほど寒がりで、この季節は寒すぎてあちこちが痛くなります。

冷え性でくつ下なしでは寝られず、重ね着しすぎて肩はこるし、腰痛もひどく、もう大変です(泣)

毎朝、ふとんから出るのが辛く、まず2歳の娘に「ピっ、してきて」とヒーターのスイッチを入れに行かせます(ごめんなさい。。。) お仕事をもらった娘は「あいっ!」と元気よくふとんから出ていきます。

そして部屋があたたまったところで、やっとふとんから出て、弁当作りを始めます。

寒すぎてヒーターの前で暖まっていると、「早くお弁当作ってきて?」と娘に私の指定席を横取りされます。そして、絵本を読みながら、ホットミルクやジュースを飲んで、満足そうに微笑みかけてきます。

悔しいですが、その笑顔を見ると「よし、がんばるか!」とエンジンがかかります。

こんな寒がりの私ですが、雪の降る寒さは耐える事ができて、うれしくてテンションが上がります。

雪のめずらしい地域で育ったせいでしょうか、雪を見るだけでワクワクします。

病は気からとよく言いますが、寒さも気の持ちようで感じなくなるのでしょうか。

先日は松山でも雪が降り、カフェから眺める中庭がまた素敵な景色でした。

 

  みかこちゃん.JPG中庭にそびえ立っている桂の木は、寒いところに多いらしく、雪との相性もバッチリ!カフェでお茶をしていたお客様も、「わぁ、きれ?い」とたくさん写真を撮っておられました。

企画展示室もリニューアルしていますし、ぜひ冬の記念館にいらしてください。

現在の企画展「父と子ー伊丹十三が語る父・伊丹万作の人と芸術ー」は、心がほっこりあったかくなります。

展示替え作業が終了し、スタッフ全員で最終チェックをしている最中、感動して涙が止まらなかった事を思い出します。

子を持つ親になったからこそ生まれる感情とか、当時の万作さんの思いを考えると涙なしでは見られませんでした。あまり言うと楽しみがなくなりますので、ぜひこの寒い冬、心をほっこり暖めにいらしてください。

P.S    毎年、この時期になるとお知らせしておりますが、今年も椿まつりの季節となりました。今年は2/9(水)10(木)11(金)の3日間となっております。今回はなんと、十三饅頭も出張販売する予定でございます。ぜひこの機会にお買い求めくださいませ。

 

冬の記念館1.JPGスタッフ:木山