記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2009.10.12 YOKOSO!松山

yokoso!.JPGみなさまこんにちは。
ほぼ日刊イトイ新聞』の「伊丹十三特集」、ご覧くださってますか?10月6日から、糸井重里さんと中村好文さんの対談の連載が始まっています。

記念館でおふたりの対談が行われたのは、7月26日でした(そのときの模様はこちら)。ナルホド、あの時おふたりの間ではこんな会話が交わされていたのですね、と興味津々で毎日拝見しています。

ところで、この対談の連載には、「ようおいでたなもし、松山」というオマケコーナーを毎回つけていただいていて、記念館スタッフがお気に入りの観光スポットやお店を紹介しています。糸井さんと中村さんのお話をお読みになって「伊丹十三記念館に行ってみたいな」とお思いになった方が、記念館だけでなく、松山や近隣の町を楽しんでくださるような紹介文を目指しました。

が。これがですね、ひとことではちょっと言い表せないドタバタで...掲載のご許可と取材(のようなもの)のお願いに始まり、紹介文の作成に至るまで、山あり谷あり海もあり、てなもんで...普段、館にご取材のご連絡をいただくと「では企画書をお願いします」なんて当然のように言ってましたけど、イヤハヤ、大変なものです。何度か行ったことのある施設やお店でも、いざとなると知らないことがたくさんありましたし、外観写真を撮っても、時間によっては日差しの向きで上手く撮れず、後日また撮影に伺道後猫1.JPGうというようなこともありました。

不慣れな私たちゆえ、各施設・各店の皆様は「大丈夫か?」と不安にお思いになったことでしょうが、快くご了解くださったうえに、貴重なお話をお聞かせくださり、本当にありがとうございました。

ほんの少しでも、松山を目指すみなさまの観光のお役に立てたなら、そして松山を楽しんでいただけたなら、何よりのことと思います。

 学芸員:中野


写真上:「YOKOSO!」(見えますか?)な道後湯之町の住所表示 / 写真下:あまり「YOKOSO!」な感じではない道後公園の猫様