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こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。
2007.11.06 張り子の犬
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伊丹十三記念館内カフェタンポポの壁に、1枚の絵が飾ってあります。「ハリコノイヌトトラガ、ナカヨクアソンデヰルトコロ。」と書かれたその絵は、伊丹十三の父で映画監督であった伊丹万作が、伊丹十三の誕生を記念して描いたものです。
一般に犬はお産が軽いと言うことから、張り子の犬は安産と子育ての縁起物として知られています。
「ヨーロッパ退屈日記」や「女たちよ!」などのエッセイからも伊丹十三のインテリぶりにはいつも驚かされていますが、この絵を見ていると、「子供の誕生を記念して絵を描くような父親に育てられるとこんな人物に育つのだなあ。」と納得させられてしまいます。
張り子の犬は伊丹家に縁があるのか、伊丹十三も次男が産まれる際に知人から張り子の犬をもらっています。そのことは「張り子の犬」という題のエッセイに書かれています。そのエッセイに挿絵として使われた張り子の犬のデッサンは常設展示室内に展示してあります。是非ご覧下さいませ。
さて、そのイラストはポストカードや缶バッヂとして伊丹十三記念館のオリジナルグッズにも使われています。また、そのイラストをもとに作られた張り子の犬は、建築家の中村好文さんが職人に依頼して、一つ一つ手作業で仕上げられているものです。それらの商品は受付横のショップにおいてありますので、是非お立ち寄り下さい。
一般に犬はお産が軽いと言うことから、張り子の犬は安産と子育ての縁起物として知られています。
「ヨーロッパ退屈日記」や「女たちよ!」などのエッセイからも伊丹十三のインテリぶりにはいつも驚かされていますが、この絵を見ていると、「子供の誕生を記念して絵を描くような父親に育てられるとこんな人物に育つのだなあ。」と納得させられてしまいます。
張り子の犬は伊丹家に縁があるのか、伊丹十三も次男が産まれる際に知人から張り子の犬をもらっています。そのことは「張り子の犬」という題のエッセイに書かれています。そのエッセイに挿絵として使われた張り子の犬のデッサンは常設展示室内に展示してあります。是非ご覧下さいませ。
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スタッフ:川又
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