記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2020.01.13 手土産

皆さま、2020年のはじまりをどのようにお過ごしになられましたか。
年末年始のお休みを利用して帰省し、ご親戚やご友人との集まりに参加なさった方も多いことと存じます。そんな、年に何度かやってくる帰省シーズンに少し悩んでしまうのが、手土産選びではないでしょうか。
手土産は、相手の方が喜ぶもの、自分がほんとうによいとおもうものを選びたいですよね。そのために、日々の暮らしの中で「これはいい!」と感じた品々を、手土産の選択肢として心に留めておくという方もいらっしゃることと存じます。

そこで、おすすめの手土産としてひとつご紹介したいのが、伊丹十三記念館のグッズショップで販売している「十三饅頭」です。

200113_01.JPG十三饅頭

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1箱7個入り/756円(税込)


まず、お菓子の手土産で最も大切なのは味ですよね。
十三饅頭は甘さ控えめのこし餡入りで、まろやかな味わい。そして、お茶請けにちょうどよい大きさです。記念館の入館者様専用カフェ・タンポポでもお召し上がりいただけまして、コーヒーや紅茶、いろいろな飲み物に合うとご好評いただいております。味や大きさに宮本信子館長のこだわりが詰まった、記念館限定販売の人気商品です。

そんな十三饅頭は、四国名菓・一六タルトなどのお菓子で知られる一六本舗さん製造の商品です。記念館で十三饅頭を購入なさるお客様の中には、「一六本舗さんのお菓子なら、ぜひ食べてみたくて」というお客様も多くいらっしゃいます。
ちなみに、CM作家でもあった伊丹さんは、一六タルトのコマーシャル映像を手がけていたことがあります。現在記念館で開催中の企画展では、「伊丹十三による正調松山弁シリーズ 一六タルトCMセレクション 1979-1990」として、伊丹さんが手がけたCM映像から厳選した7本をご紹介しています。伊丹さん自身が出演し、古い松山弁で語るという内容で、一度見ると忘れられないCMです。

つづいて、十三饅頭のパッケージをご覧ください。シックで目を引きます。

200113_03.JPG黒い帯状の部分は、伊丹十三記念館の外壁(焼き杉を使用)をイメージしています。四角にくりぬいてあるのは、記念館の中庭を模しているんですね。
また、箱の中は個包装になっていますので、配りやすく食べやすい。その点も手土産向きです。そして、お饅頭を個包装から取り出したときにパッと目に入るのが「十三」の文字。

200113_04.JPG温もりを感じるこの文字は、伊丹さんの自筆文字を焼き印にしたものです。こういうこだわりがあると、贈る側も楽しくなりますよね。話もはずむことと存じます。

ということで、手土産の選択肢のひとつとして十三饅頭はいかがでしょうか。
記念館のグッズショップで販売しておりますので、お立ち寄りの際は是非お手に取ってみてください。

スタッフ : 淺野