大病人(1993年)

IMAGE 山崎章郎医師の著書『病院で死ぬということ』に触発されて制作された異色作。
 癌で余命いくばくもない指揮者が最後のコンサートに挑むという映画を、向井武平(三國連太郎)は監督・主演していた。しかし、撮影中に倒れて入院。やがて自身も同じ病に冒されているのではないかと疑い出す。癌の患者と、癌と闘う医師(津川雅彦)。人格同士の激しいぶつかり合いはどのような結末を迎えるのか。
 「われわれは必ず死ぬ。にもかかわらず死ぬということを忘れて、あたかも死なないかの如く生きている。(中略)これは本当に生きている事なんだろうか、実は死から逃げているだけじゃないだろうかということなんです」とは監督の言葉。

DATA
製作:ITAMI FILMS INC.
製作協力:細越省吾事務所
配給:東宝株式会社
サイズ:ビスタ・サイズ
カラー:カラー
音声:2chステレオ
時間:116分

STAFF
脚本・監督:伊丹十三
製作:玉置泰
プロデューサー:細越省吾
撮影:前田米造
照明:矢部一男
美術:中村州志
録音:小野寺修
編集:鈴木晄
音楽:本多俊之
音楽監督:立川直樹
記録:石山久美子
衣裳:小合恵美子
装飾:山崎輝
特機:落合保雄
デジタル合成:島村達雄(白組)
技斗:高瀬将嗣
助監督:中嶋竹彦
キャスティング:田中忠雄
プロデューサー補:川崎隆
カンタータ「般若心経」作曲・指揮:黛敏郎
CAST
大病人:三國連太郎
医師:津川雅彦
看護婦:木内みどり
愛人:高瀬春奈
妻:宮本信子
ミッチャン:熊谷真美
老人:三谷昇
プロデューサー:田中明夫
医師:村田雄浩
助監督:渡辺哲
通りがかりの看護婦:南美希子
若い看護婦:清水よし子
瀕死の病人の妻:左時枝
瀕死の病人:高橋長英

閉じる