記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2016.01.18 伊丹映画

記念館便りをご覧の皆さま、こんにちは。
冬らしく寒い日が続いていますが、お風邪などひかれていませんでしょうか。

さて、新しい年が明けてはや半月程が経ちますが、ここ記念館の年明けには、年末年始の休みに映画鑑賞をして過ごされ、その際ご覧になった伊丹映画がきっかけで「ちょっと記念館に行ってみよう」と足を運ばれるお客様がよくいらっしゃいます。
つい先日も、この年末年始に、伊丹映画をなんと10作品全部ご覧になったというご夫婦がいらっしゃいました。たまたま観た映画「タンポポ」が面白く、休みを利用して一気に鑑賞されたのだとか。お客様曰く「伊丹監督の人物像を知ると、また違った目で映画を観られて楽しいかなぁと思って」ご来館くださったそうです。

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【上記のお客様もお持ちだった伊丹十三 FILM COLLECTION Blu-ray BOX Ⅰ/Ⅱ】

確かに、映画を制作した監督自身のこと、そのこだわりや考えを知ることは、映画自体の面白さとはまた違うワクワク感がありますよね。
それに伊丹さんは映画監督以外にも色々な「顔」を持っていますので、それがどう映画に反映されているのか、改めて映画を観返しても面白いかもしれません。

伊丹映画をご覧になった方、もちろんこれから観ようと思っている方も、ぜひ記念館にお越しいただき、「伊丹十三」記念館ならではの展示を通して様々な伊丹さんの「顔」に触れてみてください。伊丹映画をより深く楽しんでいただけると思います!

他にも、出演俳優、関係者、スタッフなど、伊丹映画に関わった方々総勢43名が伊丹十三や伊丹映画について語っている「伊丹十三の映画」(新潮社)でも、伊丹映画を違った角度から感じることができておすすめですよ。

ご興味のある方はぜひどうぞ!

eiga (300x200).jpg【伊丹十三の映画(新潮社)。オンラインショップでも取り扱っています】

スタッフ:山岡