記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2013.02.18 春の足音

記念館便りをご覧のみなさま、こんにちは。

本日2月18日は、記念館から車で数分くらいのところにある伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)神社で行われている、「椿まつり」の最終日です。旧暦正月7・8・9日に行われる大きなお祭りで、「椿まつり」「お椿さん」などの愛称で親しまれ、毎年たくさんの人で賑わっています。立ち並ぶ露店も見逃せません!子供の頃はねだる側、大人になってからはねだられる側になりましたが、これもまた楽しみのひとつだと思います。
ただ、特に夜などはまだまだ冷え込みますので、これから行かれるという方はどうぞあたたかくしてお出かけ下さいね。

「伊予路に春を呼ぶまつり」と言われる「椿まつり」。「椿まつりが終われば暖かくなる」という話をよく聞きますが、それもあってか、近頃色々なところで春の足音を感じるようになりました。私の場合、一番わかりやすいのは菜の花です。この時期は車で走っていても、歩いていても、電車に乗っていても、必ずどこかで黄色い一群を目にします。
でも、なんといっても今年の一番はじめの足音は、記念館前の川の土手に咲く菜の花でした。最近記念館に来られた方は、咲き始めた黄色い花を目にされたと思います。少しずつ、でも着実に土手の黄色が増えていく様子はとても春めいていて、満開になるのが本当に待ち遠しいです。

  菜の花近景.jpg

まだまだ寒い日が続きますが、特にお天気の良い日など、お散歩がてらどうぞ記念館へお越しになってください。

スタッフ:山岡