記念館便り ― 記念館からみなさまへ

記念館便り

こちらでは記念館の最新の情報や近況、そして学芸員やスタッフによる日々のちょっとした出来事など、あまり形を決めずに様々な事を掲載していきます。

2011.12.19 「ありがとう」

記念館だよりをご覧のみなさま、こんにちわ~!いやぁ~寒いですね~。先日福島県からお越しのお客様も「愛媛ってあったかいイメージがあったけど、こんなに寒いんだ~」と驚かれていましたが(強風で特に寒い日にご来館くださいました)、12月に入って急に寒くなりましたね。12月に入ったばかりと思っていたらもう今年も残すところ10日あまり...。早い、早すぎる。年々1年があっという間に感じます。よく大先輩たちが「1年が本当早いね~」と言っているのを耳にしていましたが、実感する年頃になってしまいました。(いや、10年くらい前から実感していたか...)

さてさて、最近いろんな方に記念館だより見てますよとお声をかけていただきます。貴重な時間を使ってこんなつたない文章を読んでいただきありがとうございます。更にはお声までかけていただき感激です。みなさまからパワーを頂戴し今日も元気にがんばっています!

日常にはたくさんの「ありがとう」がころがっていますが、みなさんは素直にありがとうという言葉を使えていますか?家族とか身近な人にほど、なかなか言えてないんじゃないでしょうか?              

「お母さん、毎日おいしいごはんを作ってくれてありがとう」「お父さん、家族の為に毎日お仕事がんばってくれてありがとう」こんな簡単な言葉でどれだけ力がわいてがんばれることか。ありがとうと言われて嫌な気分になる人はいませんよね。ありがとうの言葉でみんなが幸せな気分になれると毎日がもっと楽しくなると思いませんか♪普段あまり「ありがとう」と言わない人から言われたりするとなんだかうれしくてテンションがあがってもっとがんばろうって思ったりしませんか?

「ありがとう」って自分が言う時は誰かに優しい事されたり、うれしい事されたり、助けられたりしていて幸せだし、誰かに「ありがとう」を言われる時は誰かの為になれていたり、誰かに幸せを与えられていたり、「ありがとう」の言葉ひとつでみんながHAPPYになれる素敵な言葉ですよね。

当記念館のスーパーポジティブ事務局長は、常に前向きでどんな事でもプラスに考えられる能力を持っていて、嫌だなと思うような事が起こっても「こんな経験をさせてくれてありがとう」「新しい発見ができてラッキー」と思える人なんです。事務局長と話していると自分の悩みなんてちっぽけだなと思えたり、そういう考えもあるか~と気持ちが楽になり、まさに新しい発見をさせてくれます。そんな事務局長に出会えたことにも感謝です。当館は限られた人数で運営していて、仲間の助けなしではどうしようもないこともよく起ります。私は子供が小さいので熱がでたり入院したりで何度となくスタッフに迷惑をかけました。でもどんな時でも嫌な顔ひとつせず、お互い様ですからと助けてくれます。そんなスタッフに心から感謝しています。この場を借りまして、いつもみんなありがとう!

2011年ももうすぐ終わりです。伊丹十三記念館を愛してくださっているみなさん、いつもありがとうございます。記念館だよりをご愛読くださりありがとうございます。2011年は2007年の開館から入館者数が10万人を突破しうれしい1年でした。ご来館くださったみなさん本当にありがとうございました。そして、伊丹十三さん、伊丹さんが素晴らしい人生を送ってくださったおかげで私はこんな素敵な記念館で働く事ができ、素敵な仲間にも出会えました。この記念館で働き、普通の生活ではなかなか出会う事のないような方々に出会え、勉強もさせて頂きました。亡くなられた後も多くの人に影響を与え続ける伊丹十三さん。本当にありがとうございます。

IMG_4791.jpg       ↑十万人達成の際に、館長宮本信子が書いたメッセージを館内に飾っております。 

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2012年もたくさんのお客様にご来館いただけるようスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

スタッフ:木山